オフィス選びの3つのポイント
オフィスの環境が変われば社内の雰囲気が変わります。雰囲気が変わることで社員の意識も変わってくるでしょう。事務所を移転することは、今の環境をさらによくし、社員のモチベーションを上げるチャンスでもあります。立地や賃料以外にも、働きやすい環境かどうかにも着目して物件選びをしていきましょう。こちらのページでは、物件を選ぶ際に注目しておきたい3つのポイントを紹介します。
チェックポイント1「立地環境」
取引先の会社に来訪するとき、「駅から近ければ楽なのに」と考えたことはありませんか? オフィスの立地は重要で、会社のイメージにもつながってきます。オフィス選びの際に注意しておくべき立地・環境のポイントを整理したので、下記項目にチェックしてみてください。
確認項目
- 最寄り駅からの所要時間
- 最寄り駅の沿線数と混雑状況
- 交通機関の充実度
- 取引先へのアクセス状況
- 会社周辺のお店の数
- 周辺道路状況・交通量
- 所在地の街の雰囲気
チェックポイント2「設備」
好立地・好環境に恵まれた物件があったとしても、それだけで移転を決めてしまうのは危険です。オフィスの設備が悪いとそれだけで社員のモチベーションが下がったり、会社の生産性が落ちたりしてしまうかもしれません。下記がオフィス選びの際に注意しておくべき設備のポイントになるので、該当箇所をチェックし、物件を見学する際に確認してみてください。
確認項目
- トイレ・給湯室・通信設備などの必要設備
- エレベーター・駐車場などの移動設備
- メンテナンス・清掃など管理の頻度・方法
- 空調・照明の種類
- 天井高・柱の位置
- 窓の数・形・位置
- 什器サイズとの整合性
- 床の耐荷重
- 配線方法
- ビルの入館時間帯・休館日などの利用条件
- 将来的な人員計画との整合性
- 人数の規模にあった総面積
チェックポイント3「コスト」
コストがかかるのは、テナント料や賃料だけではありません。オフィス移転の際には賃金のような毎月支払うお金のほかにも、解約時にかかるコストなどがあります。まずはそうした余計にかかる恐れのある費用をチェックしておきましょう。
確認項目
- 周辺地域の相場と賃料の適正額
- 保証金の相場
- オフィスビルの投資計画・共益費の使い道
- 原状回復費用における規定
- 季節や業種に応じた変動要因の有無
上記で紹介した項目のほかにも、オーナーについて(財務状況・人柄など)や地域内の競合会社の有無、警備員・無人セキュリティなど知っておくとためになることがあります。